クリオージャ音楽

アウトクトナ音楽が古くからボリビアに根付いているものである一方、クリオージャ音楽の起源の多くはヨーロッパのもので、その担い手は支配者層によるものであると同時都市部の発展とともに進化した音楽です。それを奏でる楽器もヨーロッパ由来のものが中心で管楽器やマンドリン、ギター、またスペイン発祥のビウエラという弦楽器が起源といわれるチャランゴなどでした。こうしてラパスの上流階級の社交ダンスとしてクエッカが踊られるようになったり、ワルツ、ボレロ、タンゴなど外国からのリズムがもたらされたり、多くのクリオージャ音楽が生み出されました。それらは庶民の文化に溶け込み、さらに農民の踊りへ変化したものもあります。のちに農村部と都市部の間で人の流れが生じるとともにふたつの文化の融合がはじまったのです。












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