アウトクトナ音楽

アウトクトナ音楽はもともと伝統的な祭事や儀式のための音楽で、土着音楽という意味合いの純粋な民俗音楽といえます。このような音楽は、キリスト教に基づいた暦で奉納されるものであると同時に、あくまで自然や大地やそれを司る神々に捧げるもので、それ自体に意味があるものです。演奏される楽器もヨーロッパの影響を受けたものが少なくありませんが、祭事そのもののアイデンティティは現在でも失われていません。
こういった音楽が時代と人の流れとともに町で出会った音楽と融合され、生まれたのがフォルクローレと呼ばれる音楽になったのです。
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